「自分を愛する」って一番難しくない!?どうすればいいの!?という話
実は個人的に数週間前に大変な決断があって(その前もその関係でめちゃくちゃ大変だった)、もうこのまま消えたほうがいいのではないか…という位、気分が落ちました。普段基本的にはポジティブマンなのですが、今回ばかりは自己嫌悪とネガティブの嵐、誰にも会いたくない、何もしたくない、何も自信ない、なんで他の人はできるのに自分はできなかったのか、という負のスパイラルに陥りました。
流石にこのままだと辛いわ~…というときによく目にした言葉。それが
「自分を愛する」
「自分のそのままを受け入れる」
という言葉でした。自分を愛する・・・。
正直、言葉でもわかっても、全然落ちてこなかったんですよ、この言葉。だって自分のこと嫌ってなってるんですもん。
自分を愛するって何?駄目なんだってば。嫌いなんだってば。
で、私は方法がわからないときすぐ本を探すんですけど、ちょうど題名そのまんまな本がありまして。この本です。
中々すごい題名ですよね(笑)電車で読む勇気もないのでKindleで買いました。
で、読みました。正直、すぐ自分大好きになった♪、なんてことは全くありませんでしたし、「いや、だからそれが無理なんだって…」と思うこともたくさんありました。
しかし一方で、すぐ取り組めそうなことや、自分の考えの癖に気づくヒントはもらえました。
内容としては
・無条件で自分を受け入れる
・ネガティブなセルフトークについて
・成功者に学ぶ逆境の乗り越え方
・自分を許す
・自分に思いやりを持つ方法
・・・等々
自分を肯定するのに邪魔になっているものはなんなのか、低くなった自己肯定感をあげるには何をすればいいのか、ということががっつりと書いてあります。他人から否定されるよりも、無意識に自分で自分を否定するほうがよっぽど影響が大きいんですね。
※ちなみにこの本、自分を追い詰めがちな人ももちろんなのですが、他人の頼みを断れない人も読むといいと思う。自分もその傾向あるんですが、「他人の頼みや誘いを断れない=自分を自分で認めていないので自分より他人を大事にして認めてもらおうとする」傾向があるので
特に自分に良かったのは、無条件で自分を受け入れる、もう少し具体的に言うと「駄目な自分でもそれでOKと思う」という部分でした。長女気質で、「優等生であることが基本」な自分には、「駄目な自分、失敗した自分、普通のことができない(期待に答えられない)自分」というのは受け入れがたい(認められない)というのが、元々気がついていた以上に強くあるんだなと気付かされました。(片付け好きじゃないし細かい作業苦手だしそもそも全然駄目なところいっぱいあるにも関わらず;)
体が辛くてもインスタントは「駄目」だからご飯ちゃんと作る、仕事はバリバリやって、バイタリティもないと「駄目」、早く寝たいと思っても頼まれて約束しいたものはやってからでないと寝ちゃ「駄目」、せっかく声をかけてもらったのに断るのは「駄目」という具合に。
でも、今回のようにきつくて完全に参っているときにまでそういう風にする事は、結局「元々の自分」を削って追い詰めていたのだな~と。
今回ここに気がついたことで、まだ元気ではない事を自覚して、あまり頑張らないことをしてみています。無理だーと思ったら正直に申告して白旗あげる、たまにはご飯食べなくても死なないし、何もしなくてもいいし、楽しいことだけしてもいい。入れたい予定だけいれる。他の人ができていても比べない、自分が悪いわけではないと考える。
こうやって休んでいたらそのうちどうせまた何かやりたくなって仕方なくなるだろう、と思って過ごして、少し「自分を愛する」ことがわかるようになってきた気がします。(休むことで逆に、やっぱり健康な物食べて元気な自分になりたいなーとか、体のために寝よー心からとか思えてくる)
まだまだ自分大好き!なんて全く思えないけれど、本も読んだことで、結局自分を愛して自分を大切にできる人が、本当の意味で他人も大事にできるんだなあということはすごく実感できました。
実際、こりゃダメだ~と思って「今本当ダメだごめんなさい」と正直に伝えた相手の人たちは、迷惑というどころか、たまにはいいんだよしっかり休みなさいと声をかけ、ちゃんと受け入れてくれました(本当、飛行機の放送で他人の酸素マスクつける前に自分の酸素マスクをつけるって例えは頭殴られた気分でした)
ただただ感謝です。
一朝一夕でできるものではなさそうだけど、少しずつそういうところも増やして、さらに器の大きい人間になれたらいいなーと思います!
とりあえずもう少しだけだらだらと過ごします!
おっさんずラブLOVE!