採用活動を人事だけでやるのはもうやめよう!「社員全員採用担当」にするメリット
先日、社内で初めて会社の様子をのぞき見できるイベントを開催しました。参加者の方々からは非常に好評をいただき、このようなブログを書いてくださる方まで・・!
社会問題の解の作り方を学ぶべく「のぞき見!フローレンス」に参加した話 - log4ketancho
求人への応募も数件いただき感無量だったわけですが、実はこの他に、もう一つ大変なメリットをじわじわと感じているのです。
「ワークの部分を担当して楽しかった!他にも機会があればやっていきたい!」
「“自分自身でいい”、というこの組織の核心に改めて気がついた」
「来場者の方々のこんな感想に触れられて、嬉しい。やってよかった」
そう、今回イベントに協力してもらった同僚からも、とても良い反応があったのです。
採用活動は会社や自分のいいところを言語化すること
私は計3社で採用担当をやってきたのですが、どの会社のよいところも入社理由もすぐに言えます。一言で言えといわれれば言えるし、3分で話せと言えばそれもできます。仕事のやりがいや会社の好きなところと課題も同様です。
それは、「採用」という仕事の現場でこれでもかという位それを語る機会があったからです。あまりに日々いいところを語るので、自分でも「やっぱり私はこの会社が好きなんだ・・!」とどんどん刷り込まれていき、余計に好きになります(別にしないから嫌いになるとかではないのですが笑)
そう、採用活動は、会社や自分のいいところを言語化し、自分に染み込ませていく作業にもなるんですよね。
これって独り占めしていいこと??
これってものすごくいいことです。1日3分の1以上を費やす場所や仕事について、相手に伝わるように言語化して、好きだとか、やりがいを実感しながら取り組めるということですから。
、、こんなにいいものを採用担当だけが独り占めして良いんでしょうか?
いや、それはとても勿体無いことなのではないかと思うのです。
一緒に働いている同僚は本当に素晴らしくて、それぞれ素敵な個性、才能、今までの経験、想いを持っています。採用活動って、それを思う存分発揮してもらって、それ自体が会社の魅力の一つになる。そんな機会でもあることに改めて気づかされました。
しかも、その人達の語る言葉というのは、プレゼン慣れした採用担当が語るより、ずっとずっと参加者の方々が知りたいことだったりします。(実際、ブログにもそう書いてくださった方がいました)
今まで他の会社でも活躍している新入社員に座談会にでてもらったり・・というようなことをしていて、何となく感じてはいたのですが、今回のイベントに色んな同僚が積極的に関わってくれ、それがいい影響を及ぼしたことで、この想いはより強くなりました。
いつも社内でそれぞれの才能や個性を発揮して思い切り輝いている同僚が、何かしら魅力を感じて一緒に働きたいと思ってくれた人たちと出会って、自分や自分の会社の素晴らしさについて語る。こんな素敵な機会、もっともっと沢山の人に体験してもらいたい。
私はいつも新しい出会いと可能性をくれる採用活動が大好きだけれど、今までそれを独り占めしすぎたのかもしれません。
これからは、私がやることなくなっちゃう!というくらい、素敵な素敵な同僚たちにもっともっと前にでてもらって、その一人ひとりが知らずの内に採用担当になっている・・・そんな仕組みをつくれればな、と思います。
勢いでやったイベントでしたが、本当に想定していたよりもずっと素敵な収穫が沢山ありました!これからもがんばるぞー!