楽しい人生を送るためのキャリアカウンセリング

自分らしく生きるための考え方や感じ方のヒント

人や会社のせいにしない。自分の人生は自分で決めるという話

こんにちは。

自己紹介にも書いていますが、私は転職歴3回、現在の団体で4社目です。そして3回内2回、「転職のきっかけ」となったのは会社の分社化や事業縮小でした。が、会社のせいで転職した、とは微塵も思っていません。欲しいものを目指して、最後に「転職しよう!」と決めたのは自分でした。今日は転職と決断についてのお話をしたいと思います。

私の転職理由をざっと書きます。

転職理由

1社目:企業のイベントや視察旅行を提案する法人営業を志望して大手旅行会社に入社するも、個人営業として群馬に配属。その後、個人旅行部門が分社化、さらに群馬が東北エリアになることが決定(つまりもう個人営業しかできないし東北にしか配属されない)元々人と組織に関わる仕事に関心が強かったこともあり、舵きって未経験で人事職を目指すことにする。

2社目:中国系外資のIT企業に未経験人事として拾ってもらう。正直めちゃくちゃ大変だったが(これは是非別で書きたい)大変なのが楽しいタイプなので割と楽しく過ごす。が、2年位経った頃、会社の経営がどんどん傾いていきリストラ始まる。リストラ対象選定の資料等作ったり面談に立ち会う中、完全に傾く前に転職を決める。

3社目:前職が300人位(辞める時は半分位になってたが)だったため、次いくなら大規模と決めていたので、大手携帯電話販売代理店に転職を決める。年100人規模の採用を任され週3~4回の全国出張もこなしつつ楽しく働いていたが、現在所属のNPOの発信する情報や考え方にどんどん惹かれていき、「いつかここで働きたい」と思うようになる。勤務6年を過ぎた頃「採用担当募集!」のツイートを発見。丁度その頃、社内に女性総合職がほぼおらず、かなりの実力者ですら管理職になれていない(超男社会の会社でした)ことにキャリアプランが思い描けなくなっていたのも重なり、転職を決断。

4社目:現在(満足してます)

 

会社や他人は「自分の思い通り」になんてしてくれない

1社目から2社目への転職の時、一回だけ他責になりそうになったことがありました。

1社目、「君はプレゼンも上手いし法人向きだ」と言われていたのが、入社半年経つ頃に分社化決定、法人営業の夢が断たれました。さらに、2社目、未経験で人事希望の私に、きれいな人事のお姉さんが「私がイチから育ててあげる」と言い、採用してくれました。私の入社と同時に、そのお姉さんは退職しました。

ここで私は気が付きました。会社には会社を発展させ守るためにやるべきことが、そしてお姉さんにはお姉さんの人生があるだけだと。そして色々あったけれど、私は私で自分が望むメリット(人事経験を積みたい)を得るために、転職を選んだ。そう思うと、他に起きたことは私の決断には関係ないことなのだと。

 

自分で決断すれば多少大変でもなんとかなる

2社目は上司となる人も同時入社だったため業務を聞ける人0、おまけに私達が入るまで人事が3ヶ月毎にやめていたので社員から人事への信頼0、手続きの怪しい書類山積みという戦場でした。が、目的だった「人事スキル全般」は嫌という程得られ、さらに「教えてもらわなくても勉強すりゃいい力」「何もないところから仕組み化力」というおまけスキルまで得られました。

また、2社目の事業縮小がきっかけではありましたが、元々次に狙っていた規模の会社に行けたおかげで、大規模の採用、出張、資料作成やネゴの仕方等の身につけたかった事を学べました。そして、その経験のおかげで、今ずっと胸に秘めていた社会問題解決に繋がる仕事ができていて、毎日やりがいでいっぱいです。

だから、お姉さんがいなくなろうが経営が傾こうが男性社会の壁にぶち当たろうが年収が減ろうが、私の転職はすべて正解だったと胸を張って言えます。

 

決断の理由を会社や人に押し付けない

「殆ど転勤ないって言われたのに」「安定してると思ったのに」職業人生が長くなれば様々な事が起きます。だからこそ、決断をする時はその理由を人や会社に紐付けない、あくまで自分の得たいもののためにする、というのが大事だと思うのです。

 

これは人生の大きな節目で決断をする時全般に当てはまるのかもしれません。

時には人のせいにしたい時もあります。が、少なくとも大きな決断をするときは、自分の考えと心で決めよう、そんな風に思うのです。満足できる決断。それは一重に自分で決めること、なのだと思います。

 

※なお、今回の話はパワハラ・セクハラ発生した等御本人に全く非がなく被害にあわれているような話とは全く別の話ですので、あしからずお願いします。f:id:caorin-career:20180404192242j:image