楽しい人生を送るためのキャリアカウンセリング

自分らしく生きるための考え方や感じ方のヒント

イライラともやもやが止まらない時に自分に問いかけてみるといいこと

今朝、電車の中で「肩がぶつかっただろ!」と怒っている方がいました。相手の人は

「すみません」と言って事なきを得ましたが、「そんなことで怒らなくても・・・」と思う半面、皆さんも似たような気分の事ってありませんか?

子どもがお皿を落とした、家族がくつ下を片付けなかった、眼の前のひとのリュックが邪魔、、、等普段ならそんなに気にならないようなことが心の底から気に食わない気分になること。

こういう気分になった時。そのまま口に出さず、30秒でいいのでこんな観点で考えてみると予定な争いを避けて、かつこの気分から抜け出すきっかけになることがあります。

 

①体調が悪くないか?

そんなこと?と思われるかもしれませんが、体と心はつながっているとはよく言ったもので、やけにイライラするなあと思ったら体調が悪かった、ということはよくあります。風邪までいかなくても寝不足だったり前日の食べ過ぎ飲み過ぎだったり。

気がつくだけで、「あ、体調悪くてイライラしてたんだーなら今日は早く寝よう!」と視点を切り替えることができます。意外と盲点なので最初にチェックしてみるとよいです。

 

②相手でなく自分にイライラしていないか?

これもよくあります。何か自分の中で不安がある、やりたいことができていない、焦っている等が原因で、相手に対してイライラしている訳ではない場合です。「相手が原因ではない」ということが自覚できれば余計なことを言わずに済むので、不要な諍いを避けることができます。このとき、何が不安なのか、何が解消されればいいのか、ということまで考えが及べば、イライラの解消にも繋がります。

 

③相手にイライラしている原因が別にないか?

小さいことでイライラする場合、その相手への別の不満が溜まっていることがあります。これを自覚できないままだと、「何でコレ片付けないの?」「何で落としたの?」とその目の前で起こったことに対して怒ってしまいます。例えば、本当は話を聞いてほしいのにいつも聞いてくれない所に不満を抱いている、のであれば、相手に伝えるのはそのことの方がよいですよね。なお、伝える時はできれば「怒る」という形ではなく「自分はこうされるとこういう思いになってしまうので、こうしてくれると嬉しい」と提案の形でできるとベストです。

 

もちろん人間ですから、どっかん!と怒ってしまうことだってあります。しかし、すこーーしだけ冷静になって本当の原因を自分の中に落とし込むと、自分の想いとは違うところで怒って自己嫌悪になることを極力避けることができます。

と書きつつも、中々怒りのコントロールは難しいですよね!

日々精進です。

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